―きらめく装いの美―
香水瓶の世界 Perfume World
会場:東京都庭園美術館
開催期間:2010年9月18日(土)~11月28日(日)
香水の始まりは2千年ほど前。
香りを神に捧げ
願いを煙に託したそうで
「香水(perfume)」の語源は
「煙によって」だとか。
そして、その器たる香水瓶も
時代とともに変遷した芸術作品。
ということで、
古代の石材やガラス製の香油瓶、
セーブル、マイセン、チェルシーの磁器、
バカラ、ラリックのガラス、
ディオールなどの服飾メゾンの香水瓶、
ファベルジェやブシュロンの香水瓶のほか
版画、絵画等も合わせ
約350点の展示を鑑賞し、
香りの文化と歴史を辿ってきました。
20世紀になると、
香水瓶とともに
そのポスターも製作され
こちらも芸術作品といえそうです。
この秋に訪れた、
箱根ラリック美術館。
そして夏の終わりに観た
「アール・ヌーヴォーのポスター芸術展」。
そのいずれとも繋がり、
至福のひと時でした。
会場の東京都庭園美術館は
朝香宮邸として
昭和8年に建てられた、
アール・デコ様式の建物。
広々と緑の広がる庭園と共に
見どころたっぷりです。
たとえ紅葉してなくても^^;
充分楽しめました。
夕暮れには
庭園の片隅、正門に入ってすぐ左手の
cafe「茶酒」にて
食事と
デザートも
館と庭園をより楽しむには
次回の企画展
朝香宮グランドツアー
(12/1~1/16)
も期待できそうです。
また、庭園は12/27まで
紅葉ライトアップを
実施しているそうです。
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