最近(いつかは定かでないですが)
金曜夜20時までの夜間延長開館が
復活した国立西洋美術館に
大英博物館「古代ギリシャ展」を
観に行きました。
会 期:
2011年7月5日(火)~9月25日(日)
開館時間:
9時30分~17時30分(金曜日は20時まで)
※入館は閉館の30分前まで
休館日:
月曜日(但し9/19(月)は開館/9/20(火)は休館)
古代ギリシャといえば
大理石の彫刻でしょう^o^
彫刻(特に大理石)が大好きな
私としましては、
是非とも観たい展示だったのです。
さらにいうと、
服や布の質感や動きの
表現の素晴らしさに萌えマスw
しかし、不勉強に行ったせいで
会場でちょっと不安を覚えます。
(以下引用)
大英博物館が誇る
古代ギリシャ・ローマコレクションから
身体を表した130点あまりの
彫刻や壺絵を厳選し、
ギリシャ人が残した美の足跡を
たどります。
身体美の極致とも言われる
ギリシャ彫刻の傑作
《円盤投げ(ディスコボロス)》は
日本初上陸です。
(引用ここまで)
つまり、筋肉美というか
衣を着けていないんですよね…。
まー、たまに、
布を気持ち着けていたりはしますが…^^;
《円盤投げ(ディスコボロス)》
(前450-前440年頃/大理石
/高さ169cm/幅105cm/奥行63cm)
ディスコボロスはギリシャ語で
「円盤を投げる人」を意味するそうですが、
今目にしているこれらの彫刻は
ローマン・コピー。
つまりローマ時代に作られた複製品で、
ギリシャ時代のオリジナルは
多くの戦争で破壊されてしまったそうです。
《スフィンクス像》
(後120-140年頃/大理石
/高さ84cm/幅80cm/奥行55cm)
スフィンクスの翼が
まるで薄くて繊細な羽根のようで、
ちょっと萌えでした^^
《サテュロスから逃れようとするニンフの像》
(後2世紀/大理石
/高さ77cm/幅68cm/奥行52cm)
(以下引用)
半身半獣のサテュロスから逃れようとする
精霊ニンフを表しています。
二人の身体を巧みに組み合わせ、
あらゆる角度から見られるよう
デザインされた複雑な構図は、
ヘレニズム時代の典型です。
(引用ここまで)
どこに惹かれたかといいますと
サテュロスとニンフの表情です。
実に人間的です。
絵葉書になっていなかったのが
残念です。
絵葉書はアフロディテ像を買いました^^
《アフロディテ(ヴィーナス)像》
(ローマ時代(オリジナルは前4世紀)/パロス産大理石
/高さ107cm/幅33cm/奥行35cm)
全体としては
彫刻よりも壺絵の点数が
多かったようでしたが、
混んでいたし時間も無かったので
壷絵は半分くらいスルー^^;
ただ、オリンピア競技祭の様子を
描いた壺絵は興味深いものでした。
そしていつか
「大理石の彫刻展」といった
特別展が開催されることを期待しつつ、
会場をあとにしました。